バリアフリーホテルと一口に言っても中身はさまざま
「バリアフリールームあります」の一文だけでは、実際の設備までは分かりません。同じ「バリアフリー」でも、段差がないだけの部屋もあれば、天井走行リフトまで備えた部屋もあります。だからこそ、表示の言葉だけで判断せず、中身を一つずつ確認する作業が欠かせません。この後、具体的に見ておきたい項目を紹介します。
予約前にここだけは見ておきたい5つのポイント
「どこを見ればいいか分からない」という方も多いはず。まずは次の5つを押さえておくとラクです。
玄関から客室までの段差
エントランスから客室まで、段差なくつながっているかを確認しましょう。スロープの有無や、傾斜の急さも合わせてチェックしておくと安心です。
エレベーターや廊下の幅
車椅子で通る場合、エレベーターの内寸は80センチ以上が一つの目安です。廊下も同様に、すれ違える幅があるか見ておきたいところです。
客室の広さとベッドの高さ
室内で車椅子を回転できる広さがあるかは、外せないポイントです。ベッドの高さは40〜50センチだと、移乗がしやすくなります。
浴室・トイレの手すりと段差
浴室やトイレは、手すりの位置と段差の有無を必ず確認しましょう。ユニットバスか、独立した浴室かでも使いやすさが変わってきます。
駐車場と玄関までの距離
車で向かう場合は、身体障害者用の駐車スペースがあるかも見ておきたいです。玄関までの距離が近いほど、移動の負担が減ります。
楽天トラベル・じゃらんでバリアフリー条件を探す方法
条件を一つずつホテルに聞くのは大変ですよね。予約サイトの検索機能を使うと、その手間をかなり減らせます。楽天トラベルには「人にやさしい宿」という特集ページがあり、バリアフリールームや車椅子対応トイレなどのキーワードで絞り込みができます。じゃらんでも、こだわり条件から「バリアフリー」関連の設備を選んで検索する方法があります。まずはこうした検索で候補を絞り込むのが近道です。
予約サイトだけで決めず、電話確認もしておきたい理由
サイトの写真や説明だけで決めてしまうと、思わぬすれ違いが起きることもあります。バリアフリールームはそもそも部屋数が少なく、写真だけでは分からない細かい部分も多いからです。盲導犬同伴の可否や、聴覚に配慮した設備の有無などは、直接電話で聞くのが確実です。手帳の種類や必要な配慮を先に伝えておくと、当日のやり取りもスムーズになります。
予約でありがちな失敗と避け方
「バリアフリー」の表示だけを見て予約し、当日困ってしまったという声も聞きます。よくあるのが、部屋は対応していても大浴場までは対応していなかったというケースです。貸切風呂の有無や、共用トイレの設備まで含めて確認しておくと、こうしたすれ違いを防げます。不安な点は、些細に思えても事前に聞いておくのがおすすめです。
まとめ
バリアフリーホテル選びは、表示の言葉だけでなく中身を確認する作業がカギになります。段差やエレベーターの幅、浴室の設備など、5つのポイントを押さえておくと選びやすくなります。予約サイトの絞り込み機能で候補を探し、最後は電話で細かい部分を確認する。この流れなら、当日の「思っていたのと違った」をぐっと減らせます。次は、旅先での移動を支える介護タクシー・福祉タクシーについて紹介します。
これからも「お得・楽ちん」に楽しめるバリアフリー旅の情報を発信していきますので、ぜひまた遊びに来てくださいね。

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