京都旅行で「鉄道博物館ってどうなんだろう」と気になっている方も多いはずです。実は前日に、障害者手帳で巡る京都・大阪の穴場でも紹介した梅小路公園に足を運んだ流れで、隣接する京都鉄道博物館にも立ち寄ってみました。障害者手帳を使えばお得に入れて、混雑もそこまで心配いらない。実際に土曜日に訪れた体験をもとに、割引の使い方や見どころをまとめました。読み進めれば、当日の動き方までイメージできるはずです。
京都鉄道博物館の障がい者割引はいくら?
「割引があるのは知ってるけど、いくら安くなるの?」と気になりますよね。結論から言うと、本人と付添者1名まで、入館料が半額以下になります。
| 区分 | 通常料金 | 障がい者割引 |
|---|---|---|
| 一般 | 1,500円 | 750円 |
| 大学生・高校生 | 1,300円 | 650円 |
| 中学生・小学生 | 500円 | 250円 |
| 幼児(3歳以上) | 200円 | 100円 |
対象になる手帳は、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳など。障がいの種別は問われません。受付で手帳を見せるだけで、その場で適用してもらえます。事前予約や特別な手続きはいりません。
12月の土曜でも並ばなかった、実際の混雑状況
「土日は混んでいるんじゃ」と身構えていた方、安心してください。12月25日の土曜日に訪れましたが、入館で並ぶこともなく、館内も人をかき分けて歩くほどではありませんでした。
年末という時期も影響していたかもしれません。夏休みや紅葉シーズンのピークは避け、少し落ち着いた時期を選ぶと、余裕を持って見学できそうです。
屋外の見どころ|転車台でトーマス号がくるっと向きを変える瞬間
屋外エリアに出ると、まず目を引くのが転車台です。ここでは決まった時間に、SLが向きを変えるショーが行われます。
このときのトーマス号は、青い車体に人気の顔がついた、実物の蒸気機関車です。転車台の上でゆっくり回転しながら向きを変える様子は、写真映えも抜群でした。開いている場所から見ましたが、それでも十分な距離感と迫力で楽しめました。
無理に最前列を狙わなくても、少し離れた場所からでも見応えがあります。混雑を気にしすぎず、自分のペースで見学できるのも、この日の大きな発見でした。
扇形車庫にずらりと並ぶ本物の蒸気機関車たち
歴史的な建物の中に、複数の蒸気機関車が一堂に並んでいる光景は、なかなか見られません。扇形車庫と呼ばれるこの建物には、C61やC51など、日本の鉄道史を彩った機関車が動態保存されています。
黒くて重厚な車体が並ぶ姿は、写真好きにはたまらない被写体です。屋外なので天気の良い日は空の青さとのコントラストも楽しめます。屋根付きの通路もあるので、雨の日でも移動しやすい造りになっています。
SLスチーム号にも乗車できる|あえて乗らずに撮影を選ぶのもアリ
「SLに乗れるなら乗ってみたい」と思う方も多いはずです。実際に、本物の蒸気機関車が客車を引いて走る「SLスチーム号」に乗車できます。料金は入館料とは別で、一般300円、中学生・小学生・幼児は100円です。
ただ、煙まみれになるのを避けたい方や、走る姿を写真に収めたい方には、あえて乗らずに見送るという楽しみ方もあります。今回は黒煙を上げながら力強く走る姿をカメラに収めたくて、2回続けて見送りました。乗らなくても、十分に満足できる迫力です。
乗車したい場合は、当日SLのりば券売機でチケットを購入する形なので、事前予約は不要です。
屋内でも楽しめる|天気を気にせず過ごせる見どころ
雨の予報でも、実はそこまで心配いりません。京都鉄道博物館は屋内の見どころも充実しています。
本館には、月光や雷鳥といった懐かしの特急車両が展示されています。実物同士が並ぶ姿は、屋外の展示とはまた違った迫力です。照明や音楽、ナレーションの演出つきで模型列車が走る、日本最大級の鉄道ジオラマも見逃せません。
運転士気分を味わえる運転シミュレータも人気ですが、ここは注意が必要です。体験料金は1回100円ですが、事前に電子チケットの購入が欠かせません。「アソビュー」は体験前日の20時から、「セブンチケット」は体験日の1カ月前から販売が始まります。当日券はないので、行きたい方は早めに手配しておきたいところです。鉄道資料をじっくり読める図書資料室もあり、こちらは予約なしで立ち寄れます。
なかでもおすすめは、プロムナードにある食堂車です。ここは「ナシ20形」という、実際にブルートレインの食堂車として使われていた車両。車両の外にあるお弁当ブースで買ったお弁当を、その車内で食べられます。昭和の寝台特急の雰囲気を感じながら食事ができるので、鉄道好きでなくても十分に楽しめます。
屋根のあるエリアが多いので、雨の日の京都旅行でも予定を崩さず楽しめます。
車椅子でも安心のバリアフリー設備
車椅子を使う方にとって、移動のしやすさは大きな関心ごとだと思います。結論から言うと、館内は一部を除いてスロープやエレベーター、多目的トイレが整っています。
- 展示車両の横にはスロープがあり、車椅子でも問題なく見学できる
- エントランスホールで車椅子の無料貸し出しがある(数に限りあり)
- 車両下を見学できる展示には、専用の昇降機が設置されている
今回は歩ける状態での訪問でしたが、設備を見る限り、車椅子でも動きやすい造りだと感じました。
まとめ
京都鉄道博物館は、障害者手帳を使えば入館料が半額以下になり、混雑も思ったより気にならない場所でした。転車台のショーや扇形車庫の迫力ある機関車たち、SLスチーム号など、見どころも盛りだくさんです。
次に京都を訪れる予定がある方は、梅小路エリアの散策ルートに、ぜひ組み込んでみてください。手帳を忘れずに持っていくことだけ、お忘れなく。
この記事が、少しでもみなさんのお役に立てたらうれしいです。
これからも「お得・楽ちん」に楽しめるバリアフリー旅の情報を発信していきますので、ぜひまた遊びに来てくださいね。
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