携帯用スロープの選び方|種類・耐荷重・旅行での持ち運びのコツ

2026/10/01

障害者手帳制度・活用術 福祉用具・介護グッズ

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車いすが段差にかかったスロープを渡るイラスト

段差があると、車いすでの移動にちょっと身構えてしまいますよね。
旅館の玄関やお店の入り口など、意外と段差に困る場面は多いです。
そんなときに頼りになるのが、持ち運びできる携帯用スロープです。
この記事では、種類の違いや選び方、助成制度との関係、旅行先での使い方のコツをまとめました。
自分に合ったスロープを見つける参考にしてみてください。

携帯用スロープの主な種類

段差の高さや場所によって、向いているタイプは変わってきます。
主な種類は、次の3つです。

一枚板タイプ

板が1枚のシンプルな形です。
安定感があり、車いすを自分でこぐ人にも使いやすいです。
両端にエッジ(縁)がついているものを選ぶと、脱輪の心配が減ります。

レール(テレスコピック)タイプ

2本のレールを段差に渡して使うタイプです。
コンパクトに折りたためるものが多く、車への積み込みにも向いています。
レールの幅が車いすのタイヤ幅に合っているか、購入前に確認しておきましょう。

ブロックタイプ

小さなブロックを組み合わせて、高さを調整するタイプです。
段差の高さがまちまちな場所でも対応しやすいです。
その分、持ち運びには少しかさばります。

選ぶときにチェックしたい3つのポイント

初めてだと、何を基準に選べばいいか迷ってしまいますよね。
チェックしたいのは、長さ・耐荷重・重さの3点です。

長さは段差の角度で決める

急な角度は、転倒の原因になるので避けたいところです。
自分で車いすをこぐなら、段差の高さの12倍ほどの長さが目安です。
介助者が押す場合は、6倍ほどでも問題ないことが多いです。
たとえば10cmの段差なら、自走で約120cm、介助で約60cmが目安になります。

耐荷重は余裕を持って選ぶ

市販のスロープは、耐荷重250〜300kgのものが多いです。
車いすと利用者、荷物の重さを合計して、余裕のある製品を選んでおきたいです。

重さと収納サイズも見ておく

旅行に持っていくなら、軽さと折りたたみ時のコンパクトさも大事です。
アルミやカーボン素材は軽くて丈夫なので、旅行向きです。
車のトランクや持ち手の収納サイズに入るか、事前にチェックしておきましょう。

携帯用スロープは助成の対象になる?

車いすや杖のときと同じ感覚で考えると、少しつまずくところかもしれません。
実は、携帯用スロープは補装具費支給制度の対象には入っていません。
車いすや杖とは、ここが大きく違います。
代わりに、市区町村の日常生活用具給付事業の対象になっている場合があります。
対象になるかどうかは自治体差があるので、お住まいの窓口に確認しておきたいです。
介護保険を利用している方は、要支援1から福祉用具としてレンタルできる場合もあります。
ただし、持ち運びを前提にした携帯用タイプは、レンタル対象から外れる自治体もあります。
気になる場合は、ケアマネジャーにも相談しておくと安心です。
助成の対象外だった場合は、購入という形になります。

旅行で使うときの注意点

せっかくのお出かけ、段差でヒヤッとするのは避けたいですよね。
新幹線や飛行機の乗り降りは、駅員やスタッフがスロープを用意してくれます。
そのため、携帯用スロープを自分で持っていく必要は、基本的にありません。
役立つのは、むしろ旅館の玄関やレンタカー・タクシーの乗り降り、お店の入り口です。
設置する場所は、必ず平らで安定したところを選んでください。
傾斜や凹凸のある場所は、ズレたり転倒したりする原因になります。
段差を下りるときは、介助者は後ろ向きになるのが基本です。
足元が見えにくくなるので、ゆっくり進むようにしましょう。
車いすのフットサポートがスロープにぶつかることもあるので、角度に合わせて調整しておくと安心です。

まとめ

携帯用スロープには、一枚板・レール・ブロックの3タイプがあります。
選ぶときは、長さ・耐荷重・重さの3点を意識してみてください。
補装具費の対象外なので、助成を受けたいときは日常生活用具給付事業や介護保険の制度を確認しておきましょう。
旅行先では、旅館の玄関やお店の入り口など、ちょっとした段差で活躍してくれます。
出発前に一度、実際の段差でスロープを試しておくと、当日も安心して使えます。

この記事が、少しでもみなさんのお役に立てたらうれしいです。

これからも「お得・楽ちん」に楽しめるバリアフリー旅の情報を発信していきますので、ぜひまた遊びに来てくださいね。


旅先で「これ、もっと早く知りたかった」と感じた制度や割引が本当にたくさんありました。同じように手帳を活用して旅をしたい方に、その情報をわかりやすく届けたくてこのブログを始めました。

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